次世代ジェルネイル UVライト&LEDライト対応ジェルシステム グレースジェル5つの特徴

ジェルネイルを塗る前に、自爪とジェルの接着を高めるために、下準備を行います。
この下準備を“プリパレーション”といい、とても大切な工程となります。
きちんとできていないと、ジェルのもちが悪くなったり、浮いてくる原因にもつながります。

プレパレーション フローター(自爪の長さ) エクステンション(長さ出し) アート(絵の描き方) ジェルのオフ(除去)

プレパレーション(下準備)

①キューティクル(甘皮)をストーンプッシャーで押し上げます。
甘皮が残っていると、ジェルが浮いてくる原因となります。
※あまり強く押し上げると皮膚を傷つける原因となりますので、優しく行いましょう。

グレースジェルベースは基本的に爪を傷つけなくても持ちがよいのが特徴です。万が一長持ちしない場合は、180グリッドのファイルで爪全体に軽く傷入れ(サンディング)をして、工程②に進んでください。
※自爪を削りすぎると爪が薄くなってしまいます。爪表面が白く傷つく程度に行いましょう。

②爪表面に付着しているほこり等をしっかり落として、ワイプやコットンにエタノール消毒液を染み込ませ、しっかりと消毒を行い、プレミアムアシッドレスプライマーを塗布して水分&油分を完全に除去します。
プレミアムアシッドレスプライマーを完全に乾かします。

フローター(自爪を強化するジェルネイル)

①プレパレーションを行います。(このページの上部に記載のプレパレーションをご参照ください)

②グレースジェルベースをジェルブラシの片面のみにつくようにすくうようにとります。

※ジェルブラシ全体にたっぷりとジェルをとってしまうと、キューティクル部分にジェルが付着し、浮きの原因となります。

③グレースジェルベースを爪の中央部分から先端に向かって塗布します。
※根元部分から塗ると、キューティクル部分にジェルが流れる可能性があるため、中央部分から塗ります。

④なるべくジェルブラシと爪が平行になるように塗布します。
ブラシを立ててしまうと、表面に凹凸ができてしまい、なめらかになりません。

⑤爪の先端の厚み(エッジ)部分は、ブラシを立てて塗布します。
※ジェルの量が多すぎると先端にたまってしまうので、注意しましょう。

⑥少量のジェルをブラシにとり、少しブラシを立て気味に、キューティクル側から先端に向かって塗布します。初めに塗布したジェルとなじむように先端部分は軽くなじませます。
※力が入りすぎると、せっかく塗ったジェルをブラシで取り除いてしまうことになります。ジェルの表面をなでるように、優しくジェルを塗布しましょう。

⑦サイドライン(爪の両サイド)は、ブラシを寝かせたままではきれいに塗布できません。ブラシを縦に持ち、隙間を埋めるように塗布します。
※皮膚につかないようにジェルの量に注意しましょう。
※皮膚に付着した箇所があれば、ウッドスティックなどできれいに取り除きます。

⑧ジェルを硬化します。
照射時間の目安:
UVライト36W 約2分
CCFLライト 約60秒
LEDライト 約30秒
※照射時間はライトのワット数によって若干前後します。ワット数が弱い場合、長めに硬化してください。
※手が傾かないように指先までまっすぐにライトの中に入れます。

⑨グレースジェルカラーを塗布します。塗布の方法はベースジェル同様、爪の中央部分から先端に向かって塗ります。
※量が多いと硬化しにくい場合があります。

⑩爪の先端の厚み(エッジ)部分は、ブラシを立てて塗布します。
厚みがでないように注意しましょう。

⑪キューティクル側から先端に向かって塗布します。
先に塗ったジェルとなじむように塗りましょう。

⑫サイドライン(爪の両サイド)に少量のカラーをブラシにとり、ブラシを立て、塗り残しがないように塗布していきます。
※ブラシに力が入りすぎていると、色の表面にムラができてしまいますので、注意しましょう。

⑬はみ出た部分は、ウッドスティックなどできれいに取り除きます。

⑭ジェルを硬化します。
照射時間の目安:
UVライト36W 約60秒~120秒
CCFLライト 約40秒~90秒
LEDライト 約20~30秒
※暗めのカラーは硬化時間を多少長めにしてください。

⑮2度塗りが必要な場合は同様にカラーを塗布し、硬化を行います。

⑯最後の仕上げに、グレースジェルクリアを塗布しまて硬化します。

照射時間の目安:
UVライト36W 約3分
CCFLライト 約120秒
LEDライト 約40秒

グレースジェルジェルクリーナーを含ませたコットン等で表面の未硬化ジェルをふき取り、完成です。

エクステンション(長さを出すジェルネイル)

①プレパレーションを行います。(このページの上部に記載のプレパレーションをご参照ください)

②爪の先端にネイルフォーム(専用の型紙)を装着します。 ※爪からまっすぐになるように、また自爪とネイルフォームの間に隙間があかないように装着しましょう。必要に応じ、ぴったり合うように、ネイルフォームをはさみで切ってください。

③ネイルベッド(爪全体)に、グレースジェルベースを塗布し、照射します。
照射時間の目安:
UVライト36W 約2分
CCFLライト 約60秒
LEDライト 約30秒

④ネイルベッド(爪全体)にグレースジェルスカルプチュアを塗布します。
※この時点では硬化はしません。

⑤ブラシに少し多めのジェルをとり、フォームの上にのせます。長さを出したいところまでブラシの先端を使ってのばしていきます。

※爪のサイドまでしっかりとジェルを塗布しましょう。

⑥UVライトで照射します。(仮硬化)
照射時間の目安:
UVライト36W 約30秒
CCFLライト 約20秒
LEDライト 約10秒

⑦フォームをゆっくり取り外します。
※まだジェルが薄い状態なので、フォームはゆっくり取り外しましょう。

⑧厚みを出すために、再度グレースジェルスカルプチュアを塗布します。
※キューティクル付近はジェルが付着しないように、注意しながら塗布しましょう。また、爪の中央部分から先端にかけては、ブラシを立ててジェルを動かすと、ブラシにジェルがまとわりつかず、きれいなアーチ(弓型)が作れます。

グレースジェルジェルクリーナーを含ませたワイプやコットンで未硬化ジェルをふき取ります。
長さを出した部分(フリーエッジ)の裏側もしっかりとふき取りましょう。

⑪ファイルでお好みの形に整えます。

⑫表面の凹凸や厚みを均等にするため、180グリッド程度のファイルで優しく整えます。

⑬爪表面の削った後の粉(ダスト)をブラシなどできれいにはらいます。

⑭最後に、グレースジェルスカルプチュアもしくはグレースジェルクリアを塗布し、硬化します。
※硬化時間は長めにしてください。

グレースジェルジェルクリーナーを含ませたワイプやコットンで未硬化ジェルをふき取り完成です。

アート(絵の描き方)

①お好みのカラーを塗布し、ライトで硬化します。
照射時間の目安:
UVライト36W 約60~120秒
CCFLライト 約40~90秒
LEDライト 20~30秒

②細い筆で絵を描きます。
にじまないので、硬化せずに続けて絵を描くことができますが、非常に細かい線を描く場合は仮硬化を5秒(UVライト36W)ほど行うことをお勧めします。
※画像のチップは仮硬化をせずに絵を描いています。

③絵を描き終えましたら、完全硬化します。
照射時間の目安:
UVライト36W 約60秒~120秒
CCFLライト 約40秒~90秒
LEDライト 約20秒~30秒
※濃い色をご使用の場合は、硬化時間を少し長めにしてください。

最後にスカルプチュアもしくはクリアを塗布し、硬化します。
※硬化時間は長めにしてください。
グレースジェルジェルクリーナーをワイプやコットンに含ませて、表面のぬめり(未硬化ジェル)をふき取って完成です。

グレースジェルのオフ(除去)

①グレースジェルはエタノールやノンアセトンのグレースジェルジェルリムーバーで除去できます。液体がしみこみやすくなるように、ジェルネイルの表面全体をファイルで削り、傷入れをします。

②ジェルネイルの表面全体がファイルで削れているか確認します。

③アルミ箔の上に爪の大きさに切ったコットンを用意し、エタノールやグレースジェルジェルリムーバーを適量しみこませておきます。

④アルミ箔の上に指をのせ、爪の上にエタノールやグレースジェルジェルリムーバーをしみこませたコットンを置きます。

⑤空気が入らないようにアルミ箔をしっかり指に巻きつけます。

⑥10~15分ほど置いて、ジェルを溶かします。
※ジェルに厚みがある場合は、時間を長めにしてください。
時間が経った後、ジェルが柔らかくなっているか確認します。まだ溶けていない場合は、再度アルミ箔を巻いて溶かします。

⑦ウッドスティック等で溶けて柔らかくなったジェルを優しく取り除きます。
※無理にはがそうとすると、爪を傷めますのでご注意ください。

⑧ジェルの取り残しがないように、サイド(両側)や根元部分もしっかりと取り除きます。必要であれば、ファイルで表面を整えます。

⑨仕上げにキューティクルオイルやハンドクリーム等で保湿します。
※ジェルネイルを付け直す場合は、キューティクルオイル等をつけずに、プレパレーションを行いましょう。(このページ上部に記載のプレパレーションをご参照ください)